カステラという食べ物をご存じの方は大勢いらっしゃることでしょう。1500年代後半にポルトガルの宣教師であるフランシスコ・ザビエルが日本に伝えたお菓子で、小麦粉と卵で作られているのが特徴です。当時は非常に高価なもので、徳川家の将軍や朝廷の貴族のみしか口にすることができませんでした。その後、明治時代になると量産できる食材が手に入るようになり、いまでは安価で購入することが可能です。

西洋菓子の元祖とも称されており、幅広い年代の方に愛されています。スーパーなどでも買い求めることができますが、せっかくなら自宅で作ってみるのも良いでしょう。オーブンレンジがないと作れないように見えますが、実はあるアイテムを使えばグリルで仕上げることが可能です。そのアイテムとは、業務用ガラス容器になります。

耐熱性に長けているのが業務用ガラス容器のポイントで、直接火にかけることができます。角形で4センチメートル程度の深みがあるのが使いやすいです。まずこの業務用ガラス容器の中に、しっかりと泡だて器でといた小麦粉の生地を流しいれます。砂糖は200グラム程度の分量で入れるのがコツで、たくさんいれることで表面をこんがりとしたいい焦げ目をつけることが可能です。

あとはグリルに入れて強火で50分間焼いていけば完成です。そのまま冷蔵庫の入れて冷やすこともでき、調理だけでなく保管も実現できる便利なアイテムが業務用ガラス容器となります。